少し前からパンを焼くようになり、オーブンのマニュアルを読んでみました!
(それまではホームベーカリーで食パンを焼くばかりでしたが、娘が食べなくなってしまって…泣)
すると他サイトでは分からなかった細かな便利機能(タイマーの活用とか)や、摂氏華氏の表示の変更など今後オーブンを利用するうえでとても役に立つ情報がたくさんありました!!
今回はそれら基本的な使い方を忘れないよう、記録したいと思います!
はじめに
わが家に設置されているコンロ&オーブンは以下のメーカー・型番のものです。
型番等の情報はオーブン下の引き出し(写真11番)の側面に書いてありました。
- メーカー:SAMSUNG
- 型番:NE58K9430SS/AA
また、マニュアルの中では以下の名称で記載されていました。
- Electric Range:コンロ&オーブンセットのこと
- Surface Cooking:上面のコンロのこと
- Oven:オーブンのこと
- オーブンの操作パネル
- コンロ(ガラス)
- オーブンのドア
- 収納用引き出し
- コンロのコントロールつまみ
- オーブン扉の金具(latch)
- オーブン内の自動ライトスイッチ(扉を開けると自動でライトが付く)
- オーブンライト
- コンベクションファン
- 棚板位置
- ガスケット
そのほかオーブンラックも2つ中に配置してありました。
コンロの使い方
基本情報
わが家のコンロは4つ+保温1つです。
- 左/手前 :6″/9”(15.24~22.86cm), 3,000 W
- 左/奥 :6″(15.24cm), 1,200 W
- 右/手前 :9″/12″(22.86~30.48cm), 3,000 W
- 右/奥 :6″(15.24cm), 1,200 W
- 真ん中/奥:100W
※加熱ではなく保温するところ
※ここはオーブンの操作パネル(Warming Center)でオン/オフする - インジケーター:熱くなっているコンロの場所を赤いライトで表示してくれる
- イラスト左
左右奥ふたつの小さなコンロ用 「LO-2-3-4-MID-6-7-8-HI」が360度=つまみを一周するように書かれているので左右好きな方向に回して温度設定する - イラスト右
左右手前の火力が強いコンロ用 「LO-2-4-6-8-HI」が180度=つまみを半周するように、つまみの左右に同じ記載がある 右に回すとSingle Burner、左に回すとDual Burnerらしい。
(どちらに回しても同じだと思ってた笑) - イラストなし/Warming Center
「LOW-MID-HI」の三段階があり、LOWはパン・キャセロールなど、MIDはディナープレートや肉・シチューなど、HIは揚げ物・スープなど。
※オーブンの操作ディスプレイのEasy Cookの右横にあります。
トッププレートはセラミックガラスのため、汚れた場合には専用のクリーナーで掃除をする必要があります。
火加減の目安
- HIGH:お湯を沸かす/フライパンで焼く
- MEDIUM HIGH:炒め物/揚げ物
- MEDIUM:ゆっくり沸騰させる/ソースやグレービーにとろみをつける/野菜を蒸す
- MEDIUM LOW:煮込む
- LOW:保温/溶かす/煮込む
手前コンロをDual BurnerのHighで使った際、想像以上に高火力で思いっきり焦げさせたことがあります。笑
私が持っているフライパンは強火は避けつつも予熱はしっかりしなければならないタイプだったので、MEDIUMを使うか、HIGHで温めた後に濡れ布巾の上で少し冷ましてから調理するようにしています。
オーブンの使い方
基本情報
- ディスプレイ
- ナンバーパット
- [convection]Bake:
一般的なオーブン機能(日本のオーブンと同じ感じ)。 - [convection]Roast:
上部からじっくりと加熱する。外はカリっと&中はジューシーに加熱できるので、大きい塊肉の調理などにむいている。下の方のラックを使う。 - Bake:
上と同じ。convectionなし。175~550℉(約80~288℃)で設定可能。 - Broil:
高温で素早く焼き上げる(直火焼き/日本の魚焼きグリルと同じ感じ)。
Hi/Loの2種類があり、グラタンや焼き魚に焼き目をつけたりできる。
トーストも出来るけど、すぐに焦げるので要注意!!!事前に5分程予熱する。 - Keep Warm:
保温機能。最大三時間で過ぎると自動で停止する。100度(212℉)くらいをキープしてた(多分)。 - Favorite Cook:
お気に入りの調理モードを保存/使用するためのボタン。 保存できるのは3つまで。
Bake/[convection]Bake/[convection]Roastの機能のみ利用可能。
機能(Bakeなど)を選択→温度を設定→Cooking Time→時間を設定→Favorite Cookを選択(1~3のどれか)→Startを押す。 - Steam Clean:
Self Cleanよりも簡易的なクリーニング。 300mlの水をオーブンに直接注ぎ、ONにするだけ。 - Self Clean:
高温(調理温度よりかなり高い温度)で、残った油脂や残留物を完全に焼き切るか、または湿った布で拭き取れる程度の細かい粉状の灰にするクリーニング機能。
ボタンを押すと3or5or2時間を選べる。 ラック含むすべてのものを取り出した状態で行う&ガスケットは手入れNG。
※オーブンの外側もとても熱くなるらしいのでやけどに注意!!! - Easy Cook:
簡単調理レシピ設定を呼び出す
・Slow cook
低温でゆっくり加熱。Hi/Loの2種類があり、ラックは1or2のポジションを使う。予熱不要。
・Dehydrate
食品の脱水。果物ならラックポジション3or4で100-150℉くらい/肉類なら3or4で145-175℉くらい。
・Bread Proof(発酵機能)
最適な温度でキープするため、温度設定は不可(温度計を置いてみたら40度くらいだった)。
Bread Proof→Startを押す。ラックポジションは3を使う。 - Timer:
ただのタイマー。機能をスタート/停止はしない。 - Cooking Time:
設定した時間が過ぎるとオーブンが停止する機能。
機能(Bakeなど)を選択→温度を設定→Cooking Time→時間を設定→Startを押す。
調理途中でタイマーを切りたいときは0分に設定する。
(Bake, [Conv]Bake/Roast, Slow Cook, Dehydrate, Favorite Cookのみ) - Delay Start:
設定した時刻に自動的にオーブンがスタート・ストップするように設定。
(Bake, [Conv]Bake/Roast, Slow Cook, Dehydrate, Self Cleanのみ)
機能(Bakeなど)を選択→温度を設定→Cooking Time→時間を設定→Delay Startを押す→開始時刻を設定→Startを押す。 - Clock:時刻を設定する。
- LAMP:オーブンライトのオン/オフを切り替える。
- START/SET
- OFF
- Clear
convectionとは熱した空気をファンで循環させて食材を加熱することで、より早く&均一に焼き上げる機能のことです。複数ラックを使う調理(クッキー等)にも有効で揚げ物などにもむいているようです(ノンフライヤーみたいな)。
また、基本的にはラックの上の方が火力が強く、下の方がゆっくり火が通るようです。
(ハンバーグなどは上の方、ローストする肉は下の方、ケーキなどは真ん中くらい)
ラックポジションと主な料理
ラックポジションは、一番下の1~一番上の7まであります。
- ラックポジション6:ハンバーグなど
- ラックポジション4~6:肉や魚など
- ラックポジション3~4:ケーキ類、冷凍パイ、キャセロールなど
- ラックポジション2:スポンジケーキ(Angel food cakes)、Small Roast?など
- ラックポジション1:ターキー、Large Roast?、ハム、ピザなど
Broil機能については、食材/料理ごとのラックポジションや目安時間の表も載っていました。
今度ハンバーグやステーキをオーブンで焼くときには、下の表も参考に試してみたいと思います!
その他の機能
摂氏(℃)⇔華氏(℉)の表示を変える
マニュアルをよく読むと、オーブンの温度表示を好みの単位に変更できると書いてありました!!!
いつも日本のレシピを使っていて、変換する必要があったのでとても助かります!!
- “Broil”とナンバーパットの”2”を同時に3秒間押す。
- ディスプレイにF(華氏)またはC(摂氏)が表示される。デフォルトはF。
- ナンバーパットの“0”を押してFかCを選ぶ。
- START/SETを押す。
びっくり~~!これでパン作りも楽になります!!
誤操作防止のロックをかける
すべての機能を使っていない状態で、誤ってオーブンをONにしてしまうのを防ぐ機能です。
わが家の場合、娘が操作パネルを触って遊ぶのでロックをかけるようにしました。
- START/SETを3秒間押す。(解除も同じ)
オーブンを使っている間はロックはかけられないらしい。
他にもビープ音を消したりなど細かな機能はあるようですが… 私的メインになるのはこのくらいかなと思います。
せっかく日本とはけた違いの立派なオーブンがあるのだから、今後はもっとオーブン料理にも挑戦していきたいと思います!