おそらく渡米した方は必ず向き合うことになるであろう【免許取得】。
今日はメリーランド州における免許の取り方について、我が家が調べたこと&行ったことをご紹介したいと思います!
手続きについては長くなるので、今日は概要のみで、後日それぞれを細かく投稿する予定です!
メリーランド州における免許の扱い
基本的には日本の免許を取得している方がほとんどだろうと思います。
そして、渡米準備の一環で国際免許証を発行した方が多いんじゃいかなと。
日本で発行した日本の免許証と、国際免許証のそれぞれの扱いについては以下のとおりです。
- 有効期限内の”日本”の免許証:30日間有効
- 有効期限内の日本で発行した”国際”免許証:明確なルールなし
※ MD州には国際免許の有効期限について明確なルールがないそうです…(どういうこと)
※ 90日間有効と考えておいた方が良さそう
それぞれ指定された期間を過ぎる前に、メリーランド州の免許を取得する必要があります!
わが家は国際免許証を発行したので日本の免許を使うことについては良く分からないのですが、英訳版が必要らしいとのうわさを聞きました。(日本語の日本の免許証だと、警察が判断できずに無免許運転として処理されるリスクも😱)
もし国際免許証を発行しない場合には注意が必要かもしれません。
また、国際免許証は自国の免許証とセットのようで、一緒に持ち歩いた方が良いらしいです◎
そして、国際免許証の有効期限についてルールがないなんておかしいですね…😇
メリーランド州にある大学のページには「1年間有効」と記載がありましたが、ビザの種類 or 短期滞在者/長期滞在者の違いによって異なる可能性があるとのことです。
※参考①:Towson University
※参考②:Maryland University
国際免許証で運転していたのに、無免許運転で警察に捕まる!という事例(サイトはこちら)も多く発生したらしい。。こわすぎ。
Web上はいくら探してもこれ以上の情報が見つけられませんでしたが、出来るだけ早めに現地の免許証を取得した方が良さそうです!
メリーランド州の免許取得には実技試験も筆記試験もいらいない
タイトルのとおりです笑
日本とメリーランド州は「運転免許相互承認協定」を締結しているそうで、メリーランド州在住の日本人は、日本で既に運転免許を取得している場合、運転免許試験や筆記試験を受けることなく免許を取得することができます!!!
すばらしいですね!!!!英語でのテストなんて、考えただけでも気持ちがしょげてしまいます。笑
必要なのはドラッグ&アルコール講習(約3時間)の受講とそのテストだけです。
この講習は州内にたくさんあるいずれかの自動車学校でうけるのですが、オンライン対応も進んでいて、場所によっては講習もテストもオンラインでうけることができます!
子どもがいるので、オンラインでうけられるのは本当に助かりました!!
オンライン非対応だったら、夫と分けて2回手続きをしなければならなかっただろうな~・・・と思います。
免許取得の流れ
まず、目指すゴールは【MVAからメリーランド州の運転免許証を取得する】こと。
※MVA(Motor Vehicle Administration)とは日本の免許センターのようなところで、免許の発行や車両の登録などを担う組織のようです。
そのために必要な書類は以下のとおりです。
- SSNまたはLetter of Ineligibility
- ビザ
- パスポート
- 英訳した日本の免許証または国際免許証
- 住所証明書(夫:公共料金の請求書、妻:銀行開設時の書類を準備しました)
- 【3-Hour Alcohol and Drug Education Program】の合格証書
わが家は学生ビザで来ているので、SSNが取得できません。
(100%不可というわけではないようですが…)
そのため、SSNに代わる証明書Letter of IneligibilityをSSAにて発行してもらう必要があります。
これは「SSNを取得できないことを証明する書類」のことで、SSNがなくても免許の発行が可能になります。
これらを踏まえ、手続きをまとめると以下のようになります!
- SSAでLetter of Ineligibilityを発行してもらう(or SSNを発行してもらう)
- 自動車学校に連絡して、ドラッグ&アルコールの講習・テストをうける
- MVAに書類を提出し、免許を発行してもらう
※SSA(Social Security Administration)とは社会保障、社会保険などを扱う機関で、SSNの発行などを行います。
手続きの詳細については、下記の投稿をご覧ください!
- メリーランド州の免許の取り方! -詳細編①-
→ 上記の1.2について - メリーランド州の免許の取り方! -詳細編②-
→ 上記の3について
SSNを発行するパターンについては良く分からないのですが・・・・
Letter of Ineligibilityで対応する方が稀な気がするので、これも誰かのお役に立つと良いなと思います!