【子連れDC観光】米国植物庭園 -United States Botanic Garden-

暖かくなり、お出かけがしやすい時期になってきました🌱
そのため、最近は娘と二人でDCの方へお出かけすることも!

今まで行ったのは【自然史博物館】【航空宇宙博物館】などの定番どころがほとんど。
そして、今回初めて行ったのが【米国植物庭園 -United States Botanic Garden-】です!

ベセスダからは少し行きにくい場所になりますが、とても素敵な場所でした◎

どんなところ?

概要

1820年に設立された国立の植物園のひとつで、米国国会議事堂の近くにあります。
北米で最も古い歴史を持つ植物園の一つと記載がありました。

調べていて驚いたのが、この温室のほとんどにエアコンがないこと。
センサーで綿密に監視されており、加湿システムやシェードによって、温度・湿度・日光が最適化されるよう調整しているようです。
毎日スタッフが手で水やりをしているという徹底ぶり。

そんな丁寧に育てられている植物たちは6万5千点にもおよぶそうです。

バリアフリーも完璧なので、車いすで来ている方も結構いました。
もちろんベビーカー移動も問題なく、トイレもきれいだったので、お子さん連れでも安心できると思います!

展示エリア

こちらの施設は大きく分けて3つに分かれています。

  1. 各展示室を含む温室(屋内)
  2. ゲート付きの庭園(屋外)
  3. 噴水のある広場(屋外/道路の反対側)

 

①の温室内では様々な地域の植物を展示しており、以下のエリアに分かれています。

  • Garden Court:中庭
  • The Tropics:熱帯エリア
  • Southern Exposure:南方体験
  • Mediterranean:地中海
  • Plant Conservation:希少植物と絶滅の危惧のある植物
  • Orchids:ラン類
  • Medicinal Plants:薬用植物
  • World Deserts:世界の砂漠
  • Hawaii:ハワイ
  • Primeval Garden:太古の庭園
  • Plant Adaptations:植物適応
  • Children’s Garden:児童用庭園
  • West Gallery and East Gallery:東展示室、西展示室

今回のお目当ては「Children’s Garden:児童用庭園」です!

 

開館時間・アクセス

連邦の祝日を含め、年中無休で開館しているというのに驚き!

開館時間は前項の123ごとに少しずつ異なっています。

  1. 各展示室を含む温室(屋内):毎日10:00 – 17:00まで
  2. ゲート付きの庭園(屋外):毎日7:30 – 19:00[春夏] / 17:00[秋冬]
  3. 噴水のある広場(屋外/道路の反対側):夜明け~夕暮れまで(いつでも)

たまにツアーやオンラインイベントなども行っているようなので、興味がある方は、公式サイトのイベントカレンダー(こちら!)をご覧ください!

住所:100 Maryland Ave SW, Washington, DC 20001
アクセス:地下鉄RedLine「Judiciary Square」駅から徒歩15分程

メインエントランスは建物の北側にあります。
私はDC市内からバスを利用し、南側に着いたので、西側のRose Gardenを経由して入り口へ移動しました。

温室内の様子

エントランス&中庭

エントランスではMapも無料で配布されていました。ありがたいです。
そしてその先には見事な中庭が!! 全面ガラス張りの温室なので、自然光もたっぷりです。

鮮やかな赤や黄色のお花がよく映えていました🌺

熱帯エリア

中央に位置する熱帯エリアは植物の展示エリアの中で最も広い場所です。天井も高い~!
そして、頻繁にミストが出ていてとてもむし暑いです💦(夏場は注意かも)

中央には川が流れており、それを囲むようにとても大きな木々が生い茂っていました。
二階からも見ることができます!

熱帯林は、食料調達・気候調整・水循環に大きな影響を与える重要な生態系であり、最も生物多様性に富んでいるとのことでした。

 

世界の砂漠エリア

サボテンやアロエなどの植物がたくさん。
変わった形の小さな植物が群生していて、家にも置きたくなりました笑

娘は、大好きな「Cars」の映画の中でサボテンの存在を知っていたので、「サボテン?サボテン!?」と楽しそうに見学していました笑

ハワイエリア

地理的に孤立しているため、独自かつ多様な生態系を有しているらしい。
一方その多くが絶滅の危機にさらされているとも‥。

岩肌に小さなヤシの木のような植物が並んでいて可愛かったです。

地中海エリア

中央にちょっとした水辺があり、ベンチがあり‥と、他と比べてゆったりした作りに感じました。

オレンジ色の小さな果実がなっていたり、オリーブの木があったりと、食文化についても学べるようになっているみたいです。

お目当てのキッズガーデン

こちらは屋根のない屋外エリアとなるので、お天気に注意が必要です!

設備としては

  • 立体遊具(滑り台等はなく、ただのぼるだけ)
  • 花壇/じょうろ/スコップ/ほうき
  • 葉っぱのトンネル
  • ベンチ

といった感じ。
ベンチは日陰になるよう配慮された作りになっていましたが、時間帯によりますね。笑

時間によってはお花の苗が用意されている(?)ようで、すでに花壇にはお花が植えられていました。(使用済みの苗カップも)

娘は初めての土遊びに興味津々。
ひたすらじょうろで水やりをし、花を植え替え、土いじりをし、2時間弱遊び続けました笑

その間も小さな子から高校生くらいの学生さんまで、様々な方が遊びに来たのですが、ガーデニングについて知見のある子が多くてびっくり。

多少汚れることもためらわず、弱った苗を丁寧に植えなおす学生たちを見て素敵だなと感じました。

ゲート付きの庭園(屋外)の様子

芝が育成中だったりと、すべてが完璧だったわけではありませんが、とても気持ちの良い庭園でした!

「Rose Garden」では色とりどりのバラを見られるし、「First Ladies Water Garden」の噴水からみる景色もきれいだし。
庭園自体は広くはないので、すぐに一周できてしまう距離です。

ただ歩いただけでしたが、「Amphitheater」のベンチに座っておしゃべりするのも良いなぁと思いました。

さいごに

お目当てのキッズガーデンは我が家にとっては大当たり!

帰ってからも、翌日以降も、娘は「お花にお水あげたの」「また行こうね」と繰り返し話していて、よほど楽しかったのだなぁと感じます。

水と土で汚れるので、訪問する際にはフルセットの着替えを持っていくことをお勧めします。
わが家は着替えはありましたが、靴と靴下は用意が無く、びしゃびしゃのまま帰りました笑

もちろん、キッズガーデン以外の展示室もすばらしい‥!

ひとつひとつをゆっくり見学できたわけではありませんが、普段見ることのないお花や植物を見ることができ、心が潤いました。

11月下旬から1月頭ごろには、ホリデーディスプレイも行うそうなので行ってみたいな。

 

とても素敵な庭園だったので、ぜひみなさまも遊びに行ってみてください!

 

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