【アーミッシュの街】PA州ランカスターへ行きました

こんにちは!

今回はアーミッシュ(Amish)な暮らしで知られているペンシルベニア州ランカスター(Lancaster)についてです!

私が住んでいる場所からは車で2時間強の位置にあります。日帰り観光にも丁度良いですね!
街観光も、昔ながらの暮らしも両方楽しめる素敵な街でした🫶

 

アーミッシュ(Amish)とは

アーミッシュとは伝統主義のキリスト教徒(メノナイト教会の一部?)
アメリカやカナダを中心に、約20万人ほどいると言われるそうです。

アーミッシュは質素な生活、簡素な服装、現代技術の多くの便利さを取り入れないということでよく知られています。
田園生活、肉体労働、謙虚さを重んじることから、今もなお移民当時の生活様式を保っているのだそう。

電気も車もない、自給自足の生活を維持する人々。
‥とはいえ現代の技術を完全に排除するのか/最低限取り入れるのかは宗派や人によるそうです。

 

ペンシルベニア州ランカスター

概要

PA州ランカスターは1709年にドイツ系移民によって開拓された場所。
アメリカの中でも最も長い歴史のあるアーミッシュコミュニティの一つなのだそうです。

一時はペンシルベニア植民地の首都として、また1777年のアメリカ独立戦争時には一日だけ合衆国の首都にもなったとか。

訪れてみて感じたことは、

  • 街の中心地:お店が多く立ち並び都会的&観光客も多い
  • 周辺地域:現代文化とアーミッシュが混在している様子

一見アーミッシュとは関係のない普通の街に見えますが、時折馬車が通ったり、牧場が多く見られたり‥と共存している様子が分かりました。

ツアーもありますが、アーミッシュを目的に訪れるのであれば、車で&場所の目星をつけてくることをおすすめします✊

 

街の様子

アメリカ最古のファーマーズマーケット:Lancaster Central Market

街の中心にあるLancaster Central Market!なんとアメリカで最も古いファーマーズマーケットなのだそう!!
※米国農務省も、起源は1730年のランカスターセントラルマーケットだと認めているらしい

歴史地区のウォーキングツアーもここのすぐ近くからスタートします。

休日の朝だったためか、マーケットの中は多くの人で賑わっていていい感じ!
かわいい雑貨も、食欲そそられるベーカリーや乳製品もぎゅっと詰まっていて好きな雰囲気でした🤍今まで行った中でも好きランクは高め。笑
アーミッシュの特産、ストローハットやキルトもありました◎

ファームへ行く前の短い時間だったので、娘用のりんごと牛乳だけを購入。
思っていた以上に物価が安い?ようで、りんごは$1/each、牛乳$1/430ml($4.6/gallon)でした。

後から聞きましたが、アーミッシュの乳製品は質が良いのだそうです。いろいろ買ってみれば良かったです😂

ちなみに、駐車場はここを利用しました($2/H)

 

Covered Bridges

ランカスターの街の公式サイトでも取り上げられているCovered Bridges。屋根付きの橋ですね!

橋以外の見どころは正直ないので、ささっと見て終了。笑
街には28ものCovered Bridgesが現存するそうです。
(写真はEshleman’s Mill Covered Bridge

また、周辺地域をドライブしていると道を走る馬車や、馬車のキャビン?(人が乗るところ)が置かれた家が目に入ります!
ローカルなマーケットも豊富にあるようなので、立ち寄ってみると楽しそう。

 

ファームの様子

今回は街の公式サイトで取り上げられていたファームツアーのひとつ「Old Windmill Farm」(公式サイトはこちらへ行きました!

 

Old Windmill Farmの概要

  • チケット(AMISH FARM TOUR): 大人$20 / 4歳以下無料
    ※ツアー内容によります!ツアーは4種類!
  • 営業時間(1/1-8/31の場合):平日10-15時 / 土10-14時
    ※水日はお休み/季節によって営業時間は異なります
  • 住所:262 Paradise Ln, Ronks, PA 17572

このファームに限らず、定休日が設けられている場所が多いので、予定を立てる際には入念にチェックすることをお勧めします!

 

動物たちとの触れ合い

到着すると、近くの売店にてリストバンドを受け取ります。
ファームのお姉さんたちは、ワンピースにスカーフというクラシカルな装いなのも素敵!

その後すぐに動物の飼育小屋へ。
小さな子ヤギ・子羊たちが自由に歩き回っていてかわいい~~🐏🐇🐤🤍🤍

この場所では動物たちへの餌やり体験をすることができます。
馬に干し草をあげたり、子牛にミルクを飲ませたり‥。
子牛の吸引力は想像以上で、小学生ほどの女の子はミルクボトルを支えられないほど。笑

動物は触り放題ですが、気性の荒い馬もいるようで、「餌をあげるならこっちにして!」と指示がありました。

小屋の奥には、ぶた・うさぎ・にわとり・ひよこ・やぎ・うしなどなど!
生後1週間ほどの子ヤギも、娘の手のひらにすっぽりおさまってしまうひよこもかわいい🥹

牛のおなかには赤ちゃんもいたようです。乳しぼり体験をすると、ステッカーを貼ってもらえました。笑

動物たちは人馴れしているようで、穏やか&触られても嫌がらず、安心して触れ合うことができました。

 

馬が引くヘイライド

外には2頭の馬がひくヘイライドがあります。
ストローハットにあごひげという、アーミッシュらしい装いの男性が案内をしてくれます。

運よく2家族しか乗っていなかったため、娘も手綱を持たせてもらえることに!
馬は道を歩いているのではなく、ちょっとした手綱の動きを感じて進路を決めるのですね。
左右の引きが変わると方向も変わるので感心してしまいました。

わが家は逃してしまいましたが、コーンプールや馬が引く子ども用のミニ列車もあったようです。

 

特産品を扱うお土産屋さんも

ファームの入口近くには、雑貨や飲食物を販売するお土産屋さんもありました◎
寒かったのでアイスクリームはやめましたが、きっと美味しかったのでしょうね!!

私はWoopie Pie(ウーピーパイ)と呼ばれるこの地伝統のお菓子を買ってみました。
あまいクッキーに甘いクリームがサンドされているもので、とってもギルティな味がしました。笑

発祥は所説ありますが、アーミッシュ由来のものだという説も有力なようですね。
ちなみにメイン州ではWoopie Pie(ウーピーパイ)が「Official State Treat」なのだそうです。

ファームは仮設トイレなので、事前にこちらでトイレを借りた方が安心できます。笑

 

ビジターセンター:Discover Lancaster

娘が車で寝てしまったので、夫と代わりばんこでビジターセンターへ。
館内にはキルトや絵画の展示エリア・ギフトショップがあり、レストランやアクティビティ等のチラシが多く置かれていました。

木で作られたオーナメントが、素朴でかわいかったです✨

 

さいごに

いかがでしたでしょうか!

寒かった&楽しみ過ぎて娘が5時起きしたので、この日は早めに切り上げることとなりましたが、街もファームも楽しめてよかったなと思います😂✨

ツアーによっては、一緒に料理をする/家の中を見て回る‥など、よりアーミッシュの文化を体験できるものもあるようです。一日しっかり観光するのも良さそう!

賑やかな街も、昔ながらの暮らしも、両方楽しめるのが素敵ポイントですね!

気になる方はぜひ一度チェックしてみてください~!

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